こちらの記事は
2022年4月29日にアップロードされた動画と同内容になります
動画で視聴するかたはこちらから御覧ください
ロードバイク初心者のためのカスタム講座
サイクルパラダイスではロードバイクを買ったあとにここを変えたらもっと楽しいですよ、とかここを変えたらもっと乗りやすくなりますよなどのアドバイス動画をいくつか公開させていただいています。
その中で本日はサイクルウェアについてご提案させていただこうと思います。
サイクルウェアについて
ロードバイクに乗るときのウェアというのは載らない人から見るとやや特殊なウェアだと思います。
特殊なウェアな分個人的な経験則からしても、はじめての方がサイクルウェアを取り入れる場合は少しハードルが高いように感じられるのではないでしょうか。
ですが特殊な理由をきちんと理解して取り入れることで自分が受けるメリットが大きくなると思いますので、ウェアどうしようかな?といろいろ悩んだり検討している方はぜひご参考にしてください。
サイクルウェアを着る理由
今回ご紹介するのは真冬に着るようなジャケットやレインウェアなどそういったものではなく、あくまでもベースとなるジャージのお話です。
そんなに難しい話とは捉えず、入門・入口の部分と思っていただければと思います。
先ほどサイクルウェアが特殊だというお話をしましたが、まずインパクトあるのがこの体のラインに沿ってピッタリとした「見た目」ですよね。
この見た目の部分がハードルが高い、抵抗があるという方が多いのではないでしょうか。
ピタッとした見た目でイメージは全身を覆うようなタイツのような感じですが、伸縮性があってたいへん動きやすい素材でできています。
自転車競技全般に言えることなんですが基本的には速さを競うことが多いため、空気抵抗の観点からみても着ているものがバタつかないということも大事になってきますよね。
なので伸縮性があって動きやすいという点と空気抵抗が少ないという点、それがこういった専用ウェアを着ている理由になるかなと思います。
自転車競技といいましたが競技の上だけではなく通常のサイクリングはもちろん日常にも言えることで、着ているものがバタつくことで向かい風が余計にキツくなったりブカブカしたもので袖や裾を巻き込んでしまったりそういったことにも影響が出てくることがあります。
こういったことが総じてサイクルウェアの特徴的な形の必要性となってきます。
ウェアの素材についての話
次に素材について。
こちらはいわゆるサイクルジャージとよばれているものですね。
こちらは肩にかけて着るビブタイツ、ビブショーツというものです。
サイクルウェアの素材の多くはポリエステルなどの化学繊維になっています。
とても速乾性があり大量の汗をかいても重くなりにくく、汗冷えもしにくいためン道をする上ではメリットが大きいでしょう。
普通の綿素材のTシャツやロンT、スウェットでも大丈夫だろうというノリでいってしまうと、特に冬シーズンに大変な目に合うかもしれないです。
さんざん坂を登って汗をかいたところで全然乾かず汗が肌に張り付いて不快になり、下りは寒くなって震えてお腹を下すみたいなそういったことにもなりかねません。
ですので、こういった速乾性のあって動きやすい服を使用しているというのもあります。
冬のシーズンはジャージの下にインナーウェアやベースレイヤーを着ることも多いと思いますが、その時にひとつ注意点があります。
有名メーカーのインナーウェア、特にアクリルやレーヨンを主な素材としたものをロードバイクに乗る際のインナーウェアとして着てはいけません。
アクリルやレーヨンは吸水性が低く、汗の乾きが遅いため汗冷えをお越し、特に大量に汗をかくスポーツに関しては極端な話生死に関わる可能性もあるという理由から、ロードバイクには使用を控えることをお勧めしています。
もちろんこれらのインナーは全く問題ないたいへん優れた衣類なのですが、これからウェアを色々検討されている方は使用用途に合わせた素材についてもご注意いただければと思います。
では何の素材が良いのか?というとインナーウェアでよく使用されているのはやはりポリエステル、メリノといった素材になります。
インナーウェアの仕様
次にウェアの仕様を見ていきましょう。
サイクリングをする上ではまったく手ぶらというわけにはいきませんよね。
じつは最低限、必要な荷物があります。
出先でのパンクなどのトラブルに対応する工具関係や補給食、スマホなどが主な荷物になると思いますが、それらを携行するために必要なポケットがついているものが多いです。
こちらの長袖のサイクリングジャージには背中の腰部分にポケットがついていますが、多くのジャージはこのような仕様になっていると思います。
ごく稀にレース用のジャージなどついていないものもありますが、一般的なサイクリングジャージにはほとんどポケットがついています。
今まで着たことがない方やこれからはじめて買われる方は意外に思うかもしれませんが、自転車に乗るとき最も邪魔にならない場所が背中です。
例えばサイクリングジャージでなくてもジャージ関係だとお腹あたりにポケットがついていることも多いですが、前ポケットだとペダルを回す動きの中でどうしても邪魔になってしまいますよね。
また、ポケットにしまった物によっては重さで伸びてしまい、そのたびに揺れてしまうなどそういった部分でストレスになることが多いため、背中ポケットのジャージをお勧めします。
それから最近はサイクリング用のパンツの太もも部分、普通のパンツのポケット部分ではなく側面にポケットがついたタイプのものも多く出ています。
こちらもそんなに気にならない場所なので個人的にはおすすめできますね。
画像のビブショーツは肩からかけるものになっていますが、こちらの背中部分にも実はポケットがついています。
冬シーズンはレインジャケットなどかさばる荷物が増えたりするので、小さいポケットにスマホをいれかえたりなどできるよう冬用のパンツには工夫がされていたりもしますよ。
ビブショーツ、ビブタイツについて
ロードバイクをはじめたての頃、サドルでおしりに痛みを感じる方が多いのではないでしょうか。
普通の衣服でロードバイクに乗るとおしりは痛くなりやすくなります。
その点、サイクリングジャージにはおしりの部分にパッドが入ったものが多く、着用することで痛みの軽減になると思います。
あとおしりが痛くなる理由というのが自転車のポジションにも関係していることも多いです。
ウェアをきちんと着用してしばらくロードバイクに乗ってきたけれど、それでもおしりが痛いという場合はそもそもサドルが合っていないなどの別の理由が考えられます。
そのあたりはウェア以外の部分を疑いながら色々と調整していけると良いと思います。
着る人は当たり前になっているのですが、サイクリング用ビブタイツ、ビブショーツ、それから肩掛けがないサイクリングパンツすべて下着を穿かないで着るんですよね。
そのことを知らないで下着を穿いてその上にビブショーツを穿いていたという方も実は結構いらっしゃったみたいで、そうすると結局股がパンツとこすれて痛みが出てきたりするので基本的には下着は履かずに直穿きするものになります。
専用のウェアで快適にロードバイクを楽しもう
少しウェアの紹介をしましたけどいかがでしたでしょうか。
最近ではカジュアルでオールマイティーに使える自転車ウェアを販売するお店なども増えてきていますが、ロードバイクの性能をしっかりと発揮させより楽しむためにはそのシーンに合ったウェアを着用するのも良いのかなと思います。
自分が良いと思ったものを着るのが一番ではありますが、そのシーンにあったウェアを着ている理由というのはそれぞれ存在しますから、そういったものを理解しながら取り入れることでより快適に、楽しく乗れるようになるのではないでしょうか。
また、サイクルパラダイス公式通販サイトでは、USEDの自転車だけではなく今回ご紹介したようなサイクルウェアも各種販売しております。
ジャージやパンツだけではなく、ヘルメットやシューズ、バッグなどといった自転車用品も購入できますので、ぜひ一式そろえてみてください!
【サイクルパラダイス公式通販サイト】 サイクルウェア
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