こちらの記事は
2024年9月7日にアップロードされた動画と同内容になります
動画で視聴するかたはこちらから御覧ください

サイクリングをするには非常にいい季節になってきましたね!
SNSを見てるとサイクリング行ってきました!とか合宿中ですとそういった投稿を見かけることも多いです。

そんなサイクリングに適した気候になってきたわけですが、サイクリングをしながらキャンプもやってみようかなという風に思ってる人もいるんじゃないでしょうか?
バイクパッキングというキーワードがありますが、全体を通してみるとやはりロードバイクと呼ばれるものに乗ってる人が多いのかなと思います。
なので今回は一般的なツーリングバイクではなく、ロードバイクと呼ばれる車体でどのぐらいキャンプへ行くような仕様にできるのかをやってみたいと思います!

ロードバイクにパッキングをしてみよう

今回参考でご用意下のはトレックのエモンダ(56サイズ)です。
ということで早速ツーリング用のバッグなど用意しましたのでつけていきましょう!
※今回は撮影当時在庫のあったUSEDアイテムを使用しています。

56サイズ トレック エモンダ

バッグ類

まずは定番のフレームバッグ。
今回使用したのはブラックバーンのしっかりめのフレームバッグです。

こういったフレームバッグは乗っているバイクのフレームサイズによって選ぶものが違ってきますので、その点は各自ご注意いただければと思います。

フレームバッグ

続いてハンドルバーバッグ。
これもハンドルバーに巻きつけるだけなので手軽で簡単に取り付けられます。
収まりが良くて良いですね。

ハンドルバーバッグ

さらに定番の大型のサドルバッグ。
こちらもブラックバーンのものを使用しました。
外側にカバーがありその中にアウトドアなどでよく用いられる荷物を小分けにするためのスタッフバッグやドライバッグが入っていてすぐに取り外しできるような仕様になっています。

サドルバッグ

このサドルバッグ、注意点がふたつほど。
シートポスト隙間に設置するので、バッグを取り付ける分のスペースが必要となります。
そのためスローピングしているフレームなら良いのですが、ホリゾンタルフレームだとシートポストの隙間が少ないですよね。
そういったものに無理やりサドルバッグをつけようとするとタイヤに擦ってしまったりして危険ですので注意してください。

また、サドルレールにとりつけるものなのでシートポストにライトなどをつけている場合は取り付けができませんので、外してつける必要があるのでこちらもご注意ください。

さらにスペースをうめるためステムポーチもつけていきます。
これは左右どちらかでも、両方でも荷物や持ち物の配分で決めましょう。

ステムポーチ

大体定番のパッキングができました!
これだけで結構それっぽくなりましたね。

基本の定番パッキング

最近は色々とあのパッキング用のギアがたくさん出てるので、定番なものを用意してみました。
あとはボトルダイザーを利用して幅の広いケージを用意したり、難易度は高いですがダウンチューブを活用したりとかそういうこともできます。

今回とりつけたものは
・フレームバッグ
・サドルバッグ
・ハンドルバーバッグ
・ステムポーチ
時期にはよりますが、これだけつけられれば1泊2日もしくは2泊3日ぐらいは積み込みができるんじゃないかと思います。

キャンプ道具

サイクルパラダイスでは系列店にアウトドア用品を取り扱うアウトドアパラダイスがあります。
ということでせっかくなので自転車キャンプ用の道具も用意して実際にやってみようと思います!

今回用意したのはまずテント。
自転車キャンプに使われるのはやはりコンパクトで軽量ということで山岳用のテントを選ばれる方が多いかなと思います。
ノルディスクのロフォテンという500g程度の非常に軽量なソロテントを積んでいきます。

次に必要なのが寝袋(シュラフ)ですね。
用意したのはナンガのミニマリズム、こちらもテント同様コンパクトで持ち運びのしやすいものを使用しています。

あとはマットとできればこのスタイルだと椅子は無理にしてもテーブルは持っていきたいということで折り畳みタイプのテーブル用意してみました。

それからガスとバーナー。
バーナーもコンパクトなシングルバーナーを用意しています。

最後にクッカー(スノーピーク)。
あとは好みでコーヒーミルがほしいとかマグカップを持って行くなどご自身のスタイルに合わせて細かく調整していってみましょう。

パッキング

よく使うものとそうじゃないものとあると思うんですけど、まずテントは設営する時にしか使わないのでこれはなるべく奥の方にしまうのがま鉄則だと思います。
今回使用しているテントはポールが非常に小さいためそのままサドルバッグにパッキングしましたが、このポールが長い場合はポールはフレームバッグに別で収納するというのもオススメですね。
続いて寝袋を入れていきますが、この2つを入れてもサドルバッグ自体にはまだ余裕があるので、着替えなどかさばったり重みのあるものを入れても良いと思います。

ソロ用テント

また、大型のサドルバッグは漕ぐ際に非常に揺れやすい形をしているため、重い荷物はできるだけ下の方に詰めて上げると安定すると思います。

次にテーブルですね。
今回用意したテーブルは針金のような足が出ていて、アルミの板を2枚ほど組み合わせて使うテーブルなんですが、もう少しコンパクトなものもありますのでご自身の用意したバッグに合ったものを探してみてください。 こちらはフレームバッグにパッキングしていきます。

テーブル

あとはクッカー関係。
スノーピークのクッカーですが、お湯を沸かしながら一方でウインナーやベーコンなどちょっとしたものを焼いたりできてコンパクトながら便利な商品です。
ガスは一般的なOD缶で、小さなサイズですが新品で買えば200くらいは余裕で使えるかと思います。
夜に少しカップラーメ食べたりとかコーヒー飲んだりとかは軽くできるんじゃないでしょうか。

クッカー

さらにこういった小さいガス缶を、先程のクッカーの中に収納して持ち運ぶとスペースが生きてきます。
シングルバーナーも非常にコンパクトで、マッチやライターを持ち歩く必要がないタイプですので、こちらも先程のガス缶と同様にクッカーの中に収納していきましょう。

ガスバーナー

この時、クッカーの中にスペースがあると地面の振動などでガチャガチャしてしまうケースがあるので、そういった場合は一枚タオルをかませてあげてください。

OD缶を入れるとそこそこの重量になるので、こちらは後ろの下の方に入れるのが良いと思います。

そしてマット。
マットは寝るときもそうですが、今回ご紹介しているスタイルですが椅子を持っていくのが難しいので、マットを座布団代わりにしたりと用途が多岐にわたるのでこれは合ったほうが良いと思います。
こちらはバッグに収納するのが難しいため、サドルバッグのベルトで固定してパッキングしました。
多少不格好ですが、寝袋の位置を調整したり他のアイテムの収納場所を変えたりなど自分で工夫してしっくりくるスタイルを作れるのも楽しみの一つですよ。

マット

最後はマグカップ。
よくバッグにカラビナなどで吊り下げているのを見たことがある方も多いんじゃないでしょうか。
ストラップ、カラビナなど用意しやすいもので落ちないように取り付けていきます。

ハンドルバーバッグやステムポーチ、こういったところには日常的によく使うものを入れていきます。
携帯、お財布、モバイルバッテリーや簡単な着替えなど。
フレームにボトルケージがつけられないので水をステムポーチに入れたり。
今回はスペース的にフレームバッグにも余裕があるので、その部分にバーナーを入れてサドルバッグを調整したり補給食を入れたりなどご自身の状況によって色々調整していってみましょう。

例えばランタンがほしい、椅子をどうしても持っていきたいとなったら何を削って何を持っていくか自分が何をしにキャンプに行くのかというのを考えながらパッキングしていくと良いと思います。

ただ注意として、積もうと思えばいくらでも積めてしまうというところはあるのでやりすぎはおすすめしません。
例えば今回のスタイルでハンドルバーバッグの上に折りたたみのミニチェアを取り付けることは不可能ではないですが、シフティングの邪魔になってしまったりするかもしれません。
これよりも大きなハンドルバーバッグもありますが、サポーターをつけたとしても垂れてタイヤに擦ってしまったりというリスクがあったり。
また、自転車のサイズによってハンドル幅が違って使えるバッグ、使えないバッグなどもあります。

今回はあくまで「ロードバイクでキャンプへ行く」なので、もしもっとちゃんとした荷物でキャンプへ行きたい!という方はツーリング用で変速をバーエンドに、ダウンチューブをダブルレバーにしたりなど容量を取れる工夫をしたバイクをおすすめいたします。

パッキング完了

ロードバイクでも気軽にキャンプへ行こう

今回は早く走るためのロードバイクにキャンプパッキングはできるのかということをご紹介してきました。
実際すべての荷物を入れたわけではないですが、まだバッグ内には余裕がある部分もあるのでデイキャンプや行きやすい場所へのキャンプツーリングには十分なのではないでしょうか。
興味のある方はぜひ連休などでチャレンジしてみてください!

今回ご紹介したようなアウトドアアイテムは、系列の【アウトドアパラダイス】にてお取り扱いしております。
よろしければこちらもぜひチェックしてみてくださいね。

アウトドアパラダイス 通販サイト

完成車からフレームまで買取はサイクルパラダイスへ

「サイパラの自転車買取」は自転車査定をはじめ、ロードバイクやピストバイク、クロスバイクなどのスポーツ自転車を扱うプロショップの買取専門店です。日本全国より即日対応にてお買取りさせて頂きました自転車をご紹介していきます。関東即日出張、全国梱包不要の宅配買取、店頭持込買取はご好評いただきまして、おかげさまで多くのお買取りをさせて頂いております。
サイパラの自転車買取りの実績は、スポーツ自転車のタイプ別にもご覧いただけます。是非ともご覧ください。

  • yendo