『スポーツバイク初心者のツーリングに必要なアイテムベスト5』
前回は購入時の疑問ベスト5をお答えしましたが、今回は購入後の初ツーリング時に必要なグッズベスト5をご紹介します。正直に言えば工具類などは多いに超したことはありません。ですがせっかく軽量なロードバイクを買ったのに、アイテムで重くなってしまうのも寂しいですよね。今回はあくまで必要最低限である事。遠い場所にツーリングに行く事(日帰り程度)を想定したうえで厳選した5アイテムです。
《目次》
1.「携帯工具」
2.「携帯ポンプ」
3.「タイヤレバー」
4.「チューブとパンク修理セット」
5.「ライト」
6.「まとめ」
1.「携帯工具」
《様々なタイプが存在するマルチツール》
昔に比べて最近では色々なタイプの携帯工具が販売されています。なかにはチェーンカッターも含めて、おおよそのメンテナンスや修理が出来てしまうような物もあります。今回のコンセプトは初めてのツーリングで日帰りという事なので、極端に言えば4.5.6mmの六角レンチが最低限になります。現在のロードバイクのネジは殆どがこのサイズです(もちろんカンパなどご自身の車体はチェックしてください)。自分も通勤用としてこの3つだけの最小マルチツールを携帯していますが、荷物の増量がいやでなければ、今後の自転車ライフの展望を考えてアーレンキーを中心に必要そうな機能が付いたものを選んでください。
2.「携帯ポンプ」
《サイズが大きければ力も強い》
空気入れは必需品です。使う機会がない事を望みますが、人里いないところでパンクした場合にポンプなしでは歩くしかありません。また遠方の地域ではフレンチバルブ用の空気入れに出会わない事もしばしば。大小色々な携帯ポンプがありますが、大体の製品は大きければ大きいほど空気を入れる力や空気量が増していきます。どういった携帯の仕方で、どのくらいの荷物で納めたいかで決めてもいいと思います。ちなにみ自分は通勤用も含めて最小で頑丈な携帯ポンプと、CO2ボンベをもっています。ゆっくりとしたツーリングならいいですが、小さな携帯ポンプで8気圧程度まで入れるのは非常に大変です。CO2ボンベはあくまで急いでいるとき用ですが、一回限りなので、携帯ポンプはやはり外せません。
3.「タイヤレバー」
《これほど重要な携帯工具はありません。それがタイヤレバー》
タイヤやホイールによってはタイヤレバーなしでタイヤを外せるものもあります。ですがどうにも外れないものもありますし、代用品
を適当に使うとタイヤ事体を痛めてしまうかもしれません。よほど安いものでなければ非常に軽く、安価なので必ず携帯する事をオススメします。タイヤ交換に馴れていない方であれば3本用意することもオススメします。プラスチック系の素材が多いので使い方を謝ると破損もしばしば。3本セットで売っているものも多いので、いずれ破損してしまう事も考えると3本セットはお得だったりします。シンプルでありながら決して外す事の出来ない工具です。
4.「チューブとパンク修理セット」
《どうしても避けられないパンクにチューブは必需品》
パンク修理セットだけでもいいのでは?もしくはチューブだけでも?というのも確かですが、できればパンク修理セットと替えのチューブをオススメします。もちろんパンク修理でなんとかなりますが、ロードバイクでのパンク修理はあくまで応急処置と考えてください。修理したチューブで不安を抱えて走るのもオススメしません。パンクをしたらまずはチューブ交換(できればツーリング前に予行練習をオススメ)、その後に水場や落ち着ける場所などでゆっくりとパンクしたチューブを直してください。パンクする時は連続してしまう事も多くあります。パンクしたチューブをゆっくり直して交換用のチューブとすれば、安心してツーリングを続けられます。
5.「ライト」
《自転車に乗る上での必需品。特にリヤライト》
スポーツバイクにとって必需品なので説明の必要もありませんが、日帰りで明るいうちに帰って来るからと持たないライダーもしばしば。山岳コースなどは山の影で1時間以上も暗くなるのが早い事もあります。また絶対的にオススメしたいのはリヤライトです。自分で見る事が出来ない後ろへの存在アピールはリヤライトのみです。人里離れた場所は街頭もなく道も狭く、暗くなるのも早いものです。これはツーリングに限った事ではなく通勤などでも同じですが、ブレーキランプが付かない車ほど怖いものはありません。同じく車両である自転車も、リヤにライトがないのは同じく非常に危険です。
6.「まとめ」
出典:www.adventurecycling
今回ご紹介した5点セットはあくまで初めてのツーリング。そして日帰りをコンセプトにしました。今回この内容にしたのは今後も必ず必要になるものばかりということと、通勤などでも必ず役にたってくれるからです。おそらく初めての新しい自転車でのツーリングであれば自転車のトラブルの多くはネジの弛み、パンクなどです。乗り込んだ自転車であればチェーンカッター、ワイヤーも各種一本づつ、チェーンピンが必要です。これらは長旅、長距離になればなるほどなので、さらに言えばニップル回し、タイヤ補修パッチ、輪行袋などキリがなくなってきますが、それらを準備する所から旅は始まっています。ご自身にあったライドスタイルに合わせて必要なものを揃えてみてツーリングをぜひとも満喫してください。
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