こちらの記事は
2023年4月8日にアップロードされた動画と同内容になります
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街乗りカスタム講座:ヘルメット編

2023年の4月1日より自転車ヘルメットの努力義務化となったことを受けて、一時期自転車店のヘルメットの在庫が品薄になったという話がありました。

23年4月 店頭ヘルメット在庫

ヘルメットは安いものだと4000円台ぐらいのものから高いものだと5万円近いものもありますが、これから買おうと思ってる方にはたくさんありすぎてよくわからないというところもあると思います。
そこで今回はサイクリングやレースなどではなく、日常使いの観点からざっくりとヘルメットの種類やスタイル・注意点なんかをご紹介していきます。

ヘルメットの種類

はじめに種類をまとめて紹介していきたいなと思います。

※この記事ではヘルメットの種類をわかりやすく伝えるため◯◯用と区分けしていますが、実際には明確なカテゴライズがあるわけではありませんので、店頭やウェブサイトなどで探す場合にはご注意ください※

ロードバイク用ヘルメット

まずロードバイク用です。

ロードバイク用ヘルメット ロードバイク用ヘルメット

ロードバイク用のヘルメットですが、総じてコンマ1秒の世界・コンマ1秒のスピードを競う自転車競技用のヘルメットです。
そのため超軽量かつ空力効果などを狙うような設計になっていますね。

さらにその中で頭を守るものですので、例えばミップス(MIPS)といった特殊な技術を用いて安全性と性能を両立させるため、価格帯は高いものが多いです。

MIPSとは?

「Multi-directional Impact Protection System」の略で、転倒時に脳へのダメージを軽減するためのシステムです。
従来のヘルメットは直線的な衝撃に強く設計されていましたが、実際の転倒事故は回転方向の衝撃を受けることも多いため、回転エネルギーを吸収するMIPSで脳への衝撃を軽減させています。

マウンテンバイク用ヘルメット

続いてマウンテンバイク用。

マウンテンバイク用ヘルメット

マウンテンバイク用というと顎を守るようなフルフェイスタイプもあるのですが、今回はこのハーフタイプのヘルメットの紹介です。
ロードバイク用のヘルメットと異なり目を守るためにバイザーが装着されていますね。
また、マウンテンバイクの場合はサングラスではなくてゴーグルをつけることがあったりするので、ゴーグルをつけた時に収まりがいいようなデザインになっていたりします。

中にはアクションカメラ用のマウントが最初からついているようなものもあったりします。
ロードバイク用のものと比べると人によると思いますけどややカジュアルな雰囲気のデザインが多いため、ロードバイク用のものと比べると普段着のときに使いやすいものが多い印象。
ただやはりマウンテンバイクという激しい競技用のため、価格帯もやや高い傾向にありますね。

アーバン用ヘルメット(街乗り用)

次に今回のテーマである「街乗りでのシーン」を想定してデザインされたアーバン用ヘルメットです。
先にお伝えした2つの競技用のものと比べると比較的安価で、中にはヘルメット後部にライトを装着できたりもともとついていたりするものもあり街乗りにはぴったりのデザインになってるかなと思います。

具体的にOGKから出ているキャンバスアーバン(CANVAS URBAN)というモデルがあるんですけど、値段も安く高性能でおすすめのヘルメットだと思います。

アーバン用ヘルメット(街乗り用)

こちらの画像はバーン(bern)というヘルメットメーカーのものなんですが、形としては先程のキャンバスアーバンと似ていてシンプルではありますがよりおしゃれなデザインですよね。
たくさんいろいろなデザインがありますが、通勤や通学でシンプルなヘルメットにサングラスなんかしてみても自転車乗りっぽいような雰囲気が出ていいんじゃないかと思います。

アクションスポーツ用ヘルメット

ここからは在庫がなかったので画像のご用意ができなかったもののご紹介です。

まずアクションスポーツ用ヘルメット。
スケートボードとかBMXといったスポーツも最近ではメディアで取り上げられることが多くなってきましたが、その選手たちがかぶっているのがアクションスポーツ用ヘルメットです。

価格帯としてはアーバン用のヘルメットと同じかそれよりやや安いものが多いです。
形状もアーバン用に近いですが、バイザーがついてないタイプが多く、ベンチレーションというトップにある空気穴が少ないのは特徴ですね。

服装のスタイルによってはこっちのアクションスポーツ用のヘルメットがマッチすることもあるかもしれません。
個人的な印象ではありますが、アーバンヘルメットのようにバイザーがついていることでカジュアルに自転車ヘルメットを着こなせるポイントの一つだと思っているので、例えばバイザーのついていないアクションスポーツ用ヘルメットにサイクリングキャップや普通のキャップを被ったりすると少しこなれた感じにヘルメットをかぶれるかなお思います。

カジュアルヘルメット

そしてカジュアルヘルメット。

一見するとヘルメットに見えないヘルメットです。
パッと見はハットとかそれからキャップ、野球帽みたいな帽子の形をしているヘルメットがありまして、一見すると帽子なんだけど実際にはヘルメットになっているという商品です。

価格帯も比較的安価なものが多く、ヘルメットをかぶろうという意識付けのために適してる製品かなと思いますね。

ヘルメット購入の際の注意点

個人的に最も注意して欲しいなと思うのがサイズ。
日本で販売されているヘルメットは海外製品も多いのですが、日本人を含むアジア人は欧米人と比べると側頭部が張っている方が多いです。
そのため自分の頭のサイズをきちんと測って合うものを買ったつもりであっても、実際にかぶってみたら横の締め付けがきつくて痛いとか入らなくて浮いちゃうなとかっていうことが結構あります。

そのためサイズが合っているからといって安易に購入するのには注意してくださ

海外メーカーのヘルメットでは「アジアンフィット」というアジア人向けに設計されたヘルメットが出ていますので、その自覚がある方はアジアンフィットを選ぶといいと思います。
欧米人と比べて自分の頭がどうなのかなっているかわからないという方もいらっしゃると思いますので、ぜひ一度自転車店や自転車コーナーで試着させてもらうことをおすすめします。

きちんとヘルメットを被って安全第一に乗ろう

ヘルメットの重要性はずっと前から言われておりますが、実際通勤するには髪型の問題があったりと色々と思うところがありなかなか難しいところもあるかもしれません。
ですがぜひ自分の身を守る、国に迷惑かけないというところから検討してもらえれば幸いです。

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サイパラの自転車買取りの実績は、スポーツ自転車のタイプ別にもご覧いただけます。是非ともご覧ください。

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