『自転車を売りたい方に多い5つの疑問』
現在では、多くの自転車が売り買いをインターネット上で行われている時代となりました。それによって市場価格で決る要素も大きくなっています。ですが、自転車の状態はどうでしょう?もしくは付属品の有無、使っていないパーツを一緒に売ったほうがいいのか?実際に自転車を売るとなると、色々なご質問をお受けします。
皆さん少しでも高く売りたいのは当たり前。今回はそんな、査定額にまつわる「自転車を売る時の疑問」をわかりやすく5つご紹介します。
クリーニングは必要?
「査定前にキレイにした方がいいですか?」といったご質問をよく承ります。サイクルパラダイスの場合、基本的にクリーニング状態が悪くても査定には影響しません。サイクルパラダイスでは、買取後にクリーニングをする事を前提にご査定します。経験豊富な査定士であれば、汚れに関係なく車体の価値を判断する事が出来ます。それよりも交換が必要なパーツ、もしくは取り除けないフレームキズやサビがあるかないかが重要になってきます。
それとは別に、自転車専門店としてのアドバイスですが、愛車のクリーニングはオススメします。普段乗っているだけでは気づかなかった、自転車の変化に気づく事が出来ます。それによって、トラブルを事前に回避出来る事が多いのです。また、汚れ事体の多くは、水分があるために付着しています。そのため、サビや腐食の原因となってしまいます。キレイにした自転車での走行は、丁寧な運転に繋がります。是非大切な愛車であると同時に、大切なエンジン(乗り手)のためにも普段のクリーニングはオススメします。
売り時はいつがベストですか?
店頭に来られるお客様で、ご自身の愛車の乗り換え検討されている方に、売り時のタイミングをよくご質問されます。毎年モデルチェンジが繰り返され、シーズン以外でも新製品がリリースされる現在の状況では、どうしても発売時期から遠ざかるほど査定に影響がでてしまいます。
ですが、80年代のスポーツ車など、クラシックなスポーツバイクでは、現在の新しい自転車のリリースタイミングには影響しません。そういったクラシックな車体は長く持てば持つほど価値がでるのか?といった疑問もお受けします。確かに古ければ古いほど希少性も出ますが、色々な要素によってこの価値は変動します。最近ではパンターニやランスアームストロングの映画が発表されました。こういった要因でシグネチャーモデルなどの再評価が高まります。クラインというメーカーなどは、トレックに買収されると前と後の価値ではかなり違います。ピストブームによってNJSの価値が上がったりと、色々の要素で価値が変動するのです。
色々なパーツなど、まとめて売ったほうがいいの?
家電購入などではセットで購入で割引というのはよくありますが、「まとめて売ると査定額が上がりますか?」といったご質問もよく聞かれます。サイクルパラダイスが当初から心がけているのが一点ごとのパーツ査定です。多くのパーツを持っている方は、自転車が好きな方が殆どです。不要になったからとはいえ、かつては愛着があったパーツの一つ一つの価値は確かめたいものです。これは多くのパーツを所有する、サイクルパラダイスのスタッフの意見でもあります。かつてはお小遣いを貯めて買った大切なパーツですので、一つ一つちゃんと査定して欲しいというスタッフの意見から始まっています。
もちろん一度にお買取りさせて頂く事はとてもありがたい事です。多くのパーツをご用意して頂く事も大変ですが、サイクルパラダイスでは先に述べた思いから、一つ一つのパーツに最大限の価値を見いだす思いで査定をさせて頂いています。
付属品は重要ですか?
自転車には細かな付属品が付いてきます。「付属品の有無によって査定額がかわりますか?」大切にされていた車体なら、なおさら購入時の付属品は大切にされている方が多いですが、査定額に対する影響にいたっては、厳密にいうと影響はします。ですが多くの自転車の付属品は、写真に映っているような価格の低い物、もしくは説明書などのが殆どですので、査定額には殆ど影響しない事が殆どです。
では影響する付属品とは?やはり、別購入するとなると高くなってしまうものです。最近では、電動コンポーネントなどは車体に付いている以外の大切な付属品が多くあります。こういった付属品は、お客様事体も無くては困る物であれば、その価値や価格に応じて、査定額に影響はあります。
カスタムバイクは大丈夫ですか?
自転車の面白さの一つに、パーツを交換してグレードアップしたり、カスタマイズして用途を変えたりする事が出来る点があります。カスタムした車体であれば、その際のカスタム料金分は、査定額のアップをやはり考えますよね。もちろんカスタムに応じた査定額アップは間違いない事が殆どですが、気を付ける点がいくつかあります。カスタムであってもグレードアップではなく、完成車時のパーツと同グレードのパーツカスタムであれば査定額アップは殆ど望めません。お客様は、完成車の金額+カスタムパーツ代+場合によっては工賃がかかっているので、お金がかかった車体となりますが、査定士はあくまで現物のみを査定します。もちろんケースバイケースですが、アドバイスとしては、元の純正品を取っておく事をオススメします。交換してしまった純正パーツもお客様が負担したパーツですので、元の完成車の価格+カスタムパーツといった査定をお出しできます。これは現在の中古市場の動向にも厳密には影響します。比較的に日本のマーケットでは純正品である事が良しとされている傾向が強くあります。そういった点からも、元の純正パーツを取っておく事をオススメいたします。
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