カーボンバイクの歴史について
近年プロフェッショナルな世界に限らず、スポーツ車のメイン素材はカーボン中心となりました。今までのスチール、アルミ、チタンなどの素材は全て金属でした。諸説ありますが、カーボンバイクを世に始めて送り出したのは、アルミ素材でいち早くロードバイクを作成し、ラグフレームのパイプをカーボンへと差し替えた、アラン、もしくはケストレルと言われています。その後様々な問題からすぐに普及はしませんでした。その後レース業界の影響は大きくベルナール・イノーとグレッグ・レモンがツールドフランスにおいてルックのフレームで勝利し、多くの注目を集めますが、2000年ほどまではまだアルミフレームが主流でした。現在では生産技術の向上により、エントリーモデルでもカーボン素材を使うメーカーが増えてきました。ですが比較的にまだ高額で、現在では、サイクルパラダイスでの高価買取対象のほとんどが、このカーボンバイクになります。
一般的にカーボンは炭素の事を言います。カーボンフレームとはこの炭素で出来た繊維の集合体と言えます。ですので各メーカーそれぞれの表記をしていますが、基本的には繊維の物理的な強度と、織り方(織り目の細かさなど)で表記する事が多く、それによってグレードが違うといった表記になる事がほとんどです。加工、生成の仕方で特性が変わるので、各社それぞれにオリジナルの名前や強度表記を使う事もありますが、多くの場合は「30HM12K」などといった表記を多く見かけると思います。繊維の強さの相違を表す値(モジュラス値)の単位として、30HMのMがモジュラスを表します。かなり簡単に言えばこのモジュラス値が高ければ強いということになります。そしてもう一つが12KのKです。これは繊維の織り方の密度のようなものを表しています。単位が小さくなればなるほど、目は細かくなり丈夫になっていきます。現在では加工の難しさなどから、この素材の内容によってグレードが良くなる事が多く、比較的にこの素材数値が高い(もしくは良い)ほど高額なフレームになる事が多く、サイクルパラダイスでのお買取でも一つの目安となる事もございます。
先に述べた繊維の強さと、織りの密度によって主に、強度と剛性、乗り味や性能が決りますが、かなり単純な目安にしかなりません。というのは炭素繊維メーカーでは日本の東レが有名ですが、様々なメーカーがありますし、自転車のフレームとして形成する方法により、性能は様々なものになります。これはホイールという乗り物に乗るため、エンジンという複雑な形をした人間が、複雑な状況に応じて、様々なエネルギーを受け、様々なエネルギーを伝達するためのフレームの役割であり、大きく言うと、人と一体化する、筋肉や骨格を作るということになります。大げさな言い方ですが、この作り方によって現在のカーボンの自転車の性能は大きく変わります。
「ラグフレーム」先に紹介したアランが、かつて有名でした。人で言えば間接にあたる部分(ヘッドやBB)にラグを使いパイプ状のカーボンを繋ぎ合わせてフレームを形作る方法です。近年まではTIMEやLOOKなどがこのタイプです。
「モノコックフレーム」簡単にいうと一体成形のフレームです。先に紹介したケストレルがこれにあたりますが、現在のフレーム作りとは大きく違います。この製造方法は、各社が様々な方法を編み出し、比較検討は難しいでしょう。
ここまで説明すると、逆にカーボンの善し悪しを判断しづらくなるかと思います。実際カーボンバイクはまだまだ進化の途中です。これからも新たなカーボン系の素材が登場するでしょうし、新しい製造方法が開発されていくでしょう。おそらく究極的には、乗せるエンジンの性能に合わせてフルオーダーというのが理想といえます。つまりはどこそこのブランドのカーボンが一番とかではなく、自転車の使用目的に合わせて、エンジン(人間)が最大能力を発揮できるようにベストな相性のフレームを選ぶことが重要となります。これには経験と知識がどうしても必要になります。サイクルパラダイスではレースからホビーライダー、コレクターまで様々なスタッフがいて、長年の経験から各ブランドの特性や、最新の技術の知識などを活かし、多種多様なカーボンバイクをお買取りし、メンテナンスして販売してきました。ロードバイク専門店でもこれだけ多くあるブランドを比較検討するのは難しいでしょう。同じカーボン車でも年代や、グレードにより価値は様々であり、それを選んで乗る方の価値も様々です。経験と知識、そしてそれを活かす技術をもったショップやスタッフに巡り会う事は、お客様にとっての価値あるカーボンバイクを手に入れる近道と言えます。
カーボンバイク各種モデル
カーボンバイクの自転車買取における強化ブランドの一部をご紹介いたします。
近年様々なカーボン車が存在する中での、強化しているメーカーの一部となります。もちろん、記載以外の自転車も高く買取している実績は多数ございます。カーボンバイクのご売却なら、是非ご相談ください。
カーボンバイクは各種ブランドを取り扱っております。買取の際はお持ちの自転車のアピールをどんどん下さい。もちろん、「よくわからない」というお客様にはこちらから順番にご説明いたしまして、内容をお伺いしておりますのでご安心下さい。カーボンバイクはいつでもお買取も大変高額な自転車です。中でも、買取強化ブランドの車種は特に高額査定となりやすい自転車ブランドです。
サイパラの買取に関する各種サービスなどをご案内致します。買取方法や高く売れる理由、高く売る為など、お持ちの自転車を売る際に知っていて頂きたいサイパラの自転車買取のサービスを記載しております。
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