クロモリロードバイクの歴史について
クロモリの歴史はロードバイクの歴史でもあります。特に現在のように大量生産ではなく、ビルダーと呼ばれる職人さんが一本一本を手作りだったこともあり、名門ブランドが存在していました。当初有名だったブランドは、チネリや、歴史の古いビアンキなどでしたが、エディメルクスの活躍でデローザやコルナゴといったブランドが注目を集めます。その影には有名ビルダーの存在が必ずいました。いわゆるブランド力とはビルダーのカリスマの力でもあったわけです。70年代に入ると軽量化ブームが起きますが、これはロードバイクの宿命でもあります。その後のエアロ化が盛り上がりをみせる流れは、現代のカーボンの進化の流れをして、時代は繰り返すのも必然なのかもしれません。その後チタン、カーボン、アルミと様々な素材が登場し現在にいたります。現在ではレギュレーションのある競輪、強度の必要なBMX、ビルダーが作るオーダーマシン、そして一部のメーカーのラインナップに残るのみになっています。クラシックなロードから、現代のクロモリロードまで様々な種類があると言えますが、サイクルパラダイスでは長年の経験と知識を活かし、確かなお買い取りをさせていただいています。
クロモリとは鉄に、クロムとモリブデンを添加した合金スチール素材です。その他ニッケルやマンガンなどを添加したものがありますが、多くの場合「クロモリ」という略称で呼ばれています。ママチャリとどう違うのか?といった質問をよくいただきます。一般的にママチャリの素材であるスチールは、一般鋼材を強くした「ハイテンション鋼」を使っています。なんだか強そうな名前ですが、低価格の自転車に使われることが殆どです。自転車の場合ではチューブメーカーが存在し、古くはコロンバス(Columbus )などが有名です。日本ではタンゲ、カイセイが有名です。これらチューブメーカーが作る鋼材にグレードがあり、どういったブランドのグレードのパイプを使うかで、その自転車のある程度の価値も決まっていきます。熱心なロード、ランドナー愛好家はこのパイプからオーダーしていきます。様々なチューブブランドや有名ビルダー、メーカーがある奥深い世界ですが、フレームに使われているクロモリの銘柄や、歴史的価値も踏まえ、それぞれの価値をサイクルパラダイスでは、お買い取りに際しても重要視しています。
では何故これだけ古い素材なのに現在でも愛用者が多く存在し、人々を魅了するのでしょうか?歴史的な魅力は少し説明させていただきましたが、自転車のフレームとしての素材特性をいくつか説明します。「丈夫であること」これは乗り物として重要なポイントです。競輪という極限の世界での使用理由も多くはこの剛性に至ります。また何十年も前のフレームであっても、ちゃんとメンテナンスをすれば安全に乗ることができる、ある意味リユースな素材とも言えます。「クロモリ独自の乗り味」ここでいう、味と言う部分が重要です。一般的に「しなやかな乗り味」と表現されることが多いですが、柔らかいわけでもなく、ちゃんと芯があるのに、優しい乗り心地が特徴です。人が自転車を扱う際にベストといわれていた形状が、1インチから1寸までのパイプ形状という説がありました。25.4〜30.3mmとなりますが、今でも見かけるクラシックなロードのメインチューブはやはりこのサイズあたりになります。「細く作れる」先に述べた理想的な形状サイズを実現するには、アルミやカーボンでは現在の技術ではまだ難しく、強度をあげるためには面積(ボックス断面)を大きくする方法をとりますが、逆に太くなることで、しなやかさを失ってしまう可能性が多くなります。
現在では比較的に加工が楽になり、安価になったアルミ素材が、スポーツ車の低価格帯の殆どを占めています。逆にかつてのクロモリ自転車は、趣味性の高いものとしての立ち位置になりつつあります。捉え方によりますが、アルミは安価だから多く普及している側面もありますが、軽量という点も大きいと思われます。そしてクロモリ素材のデメリットとしてはずばり「重量」です。現在のスポーツ車は多くの部分(開発、宣伝)をレースシーンをベースにしています。現代のスポーツ機材しての重量増はかなりネックになりますので、レースシーン主体の自転車開発ではおそらくクロモリの出番はないでしょう。ですが現代ではレースシーンを知らずにスポーツ車を購入する方が増えました。距離をスピードで争うロードバイクを始めるのではなく、心地よくツーリングしたいなど、シーンは細分化されつつあります。独特のスリムなシルエット、頑丈なツーリング車、長くのれるオーダー車、過激な乗り方に対応したBMXなど、もし自転車というものにレーシングスペックだけではなく、「乗り味を」楽しみたい方はぜひクロモリという素材を検討してみてください。サイクルパラダイスでは、現在でも新旧問わず、様々なクロモリバイクのお買い取りをさせて頂いています。
クロモリバイク各種モデル
クロモリバイクの自転車買取における強化ブランドの一部をご紹介いたします。
近年減少しつつあるクロモリ車体のなかで、強化しているメーカーの一部となります。もちろん、記載以外の自転車も高く買取している実績は多数ございます。クロモリバイクのご売却なら、是非ご相談ください。
クロモリバイクは各種ブランドを取り扱っております。買取の際はお持ちの自転車のアピールをどんどん下さい。もちろん、「よくわからない」というお客様にはこちらから順番にご説明いたしまして、内容をお伺いしておりますのでご安心下さい。クロモリバイクはいつでもお買取も大変高額な自転車です。中でも、買取強化ブランドの車種は特に高額査定となりやすい自転車ブランドです。
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