【2015年11月12日】
オペラ PALLADIO 2007年モデル
大人の色気漂うオペラのチタンマシンの登場です。
ピナレロの兄弟ブランドOPERAですが、ブランド的には弟分になるのでしょうが、その雰囲気は兄貴的存在といってもいい風格を漂わせています。
一度は生産中止になったモデル PALLADIO ですが、どこぞやの噂では日本のファンの要望で、日本向けに生産を続けていたらしいです、そんな PALLADIO もどうやらこのチタン輸出元のロシアが産出不安定になり、2007年を最後に生産中止となったようです。そういったヒストリーもまたこの車体の希少性を高める一旦になりそうです。いずれにしてもチタンフレームはいまだ生産しているブランドも少なく、チタンフレームというだけで希少性を感じてしまいます。
2015年にはオペラ自体が生産停止となっています。ラグジュアアリーな数少ないブランドだけに残念ですが、それだけに高額買い取り対象なのは間違いありません。公開入荷のこの車体はシマノ105組にホイールはカンパニョーロのシロッコとなっています。フォークにシートステーがカーボンバックとその乗り味を試さずにはいられない構成です。ライトスピードもこの構成のフレームはありますが、そちらも数は少なく一般的にこの構成の良さは比較検討が少なく難しいところです。クロモリに近い粘り気のあるフロント三角をベースに反発力のあるカーボンステーが、ピュアレーシングとはまた違った良さを味わせてくれます。最近ではステンレス素材のチューブをレイノルズが開発しましたが、個性ある素材は性能うんぬんよりも、それだけでしか味わえない特性をもたらしてくれるので個人的に大好物です。
チタンフレームはその特性上、色が乗っているものはほとんどありません。ですがこのパラディオはうっすらとブラウンがかったチタンカラーベースにブラックのツートンとこれも珍しい特色の一つです。今後チタンマシンはそれほど増える事はないかもしれません。素材自体の価格よりも加工に手間がかかるからです。クロモリフレームでさえ手軽なアルミに取って変わってしまっています。長く所有する事を考えると、この宇宙素材ともいうべきチタンには独特の魅力があります。ましてや希少となってしまいそうなオペラだけに、なんだか手に入れなくちゃいけない気にすらなりますね。